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鹿沼の屋台

鹿沼屋台の中では小型屋台に分類され、黒漆塗りの車体を豪壮な白木彫刻で飾るこの屋台は、鹿沼屋台の歴史を物語るものです。
現存する屋台箱に、文化十一年(1814)の銘がある事から、この頃に、彫刻に彩色を施した「彩色彫刻黒漆塗り屋台」として建造され、後に幕府の禁令や時代の流れなどによって、白木彫刻に付け替えられたものと考えられます。
町内の文書によると、天保三年(1832)の彫り物見積書には磯辺儀左衛門信秀四代目の名が見られますが、制作には複数の彫物師が従事したようです。

現在の白木彫刻は安政二年(1855)にかけ制作されています。

龍の彫刻が多く、脇障子の「鷲に猿」の構図も見事です。
鹿沼木工団地協同組合
〒322-0026
栃木県鹿沼市茂呂2611-1
TEL.0289-62-5171
FAX.0289-62-5174

各種団体組合事業


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