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鹿沼の屋台

   
内部まで丁寧に仕上げられた彩色彫刻黒漆塗り屋台で、ふんだんに使われた金箔や飾り金具、細部まで丹念に彩色された彫刻など、豪華絢爛さでは他に類を見ない屋台です。
その最大の見所は渾然一体となった鬼板と懸魚の金龍で、一部は破風板との一木彫りになっています。
江戸時代、久保町は裕福な商家が軒を連ねる鹿沼宿の中心であり、その町柄から、屋台に多大な費用をかけていました。その「意気」が豪華な屋台を作り出したのです。
 
 
制作年代は、現存する屋台箱の墨書銘により、文化九年(1812)から同十一年と嘉永元年(1848)の二度にわたるとみられ、現存する屋台のなかで最も古い時代の屋台と言えます
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